大瀬崎の海
世界有数の多様性
駿河湾の深海を望み、美しいソフトコーラルが溢れる大瀬の海。黒潮の分枝流の影響をうけた外洋性の環境と、駿河湾の最奥「内浦湾」の内湾性の環境が入り混じり、砂泥から岩礁まで変化にとんだ生物層をみせる多様性。まるで生物観察ダイバーのためにある天国のような場所です。
多くの生物が観察され続けナチュラリスト、写真家、研究者たちを魅了し続けています。
ウミウシ天国
ちびすけでは大瀬崎だけで600種以上のウミウシを観察してきました。
これは一冊の図鑑ができるほどです。
まだ名前もついていない種類や、
今のところ大瀬崎だけでしか観察されていないものもいます。
まるで生きたカラーパレットのような美しさを持ちます
魚類の豊富さ
大瀬崎沖合にあらわれる特有の湧昇流とよばれる自然現象により、世界有数の深海渓谷である駿河湾の奥深くから深海生物に会えることもあります。2011年に出現したチョウチンアンコウなどは世界で2例目と言われています。またダイオウイカの稚イカがダイバーによって撮影された唯一の場所でもあります。リュウグウノツカイの稚魚も現れることもあります。
季節来遊する南方系の生物の宝庫
ダイバーに超人気のクマドリカエルアンコウの出現率は伊豆ナンバーワン。毎年無数のカラフルな幼魚たちがあらわれて魅了します。